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シャトレーゼの日本酒・白馬錦ができるまで〈第1回:田んぼ編〉

日本酒_白馬錦_米収穫_画像

みなさんは、シャトレーゼが日本酒を取り扱っていることをご存知でしたか? 2024年3月から、長野県の大町にある「白馬錦酒造」がシャトレーゼグループに仲間入りしたことをきっかけに、シャトレーゼの一部店舗やオンラインショップで日本酒を販売するようになりました。実はお菓子の酒まんじゅうに使っているお酒も、この白馬錦を使用しているんですよ。

そして今年はなんと、通常の日本酒に加え、食中酒としてお菓子と合わせても楽しめる新酒を、シャトレーゼ限定で醸造していくことになりました。(11月下旬の発売を予定しています)製法はもちろん、素材にもこだわっているのですが、その中でも重要な要素の1つがお米です。そこで9月初め、秋晴れの朝。長野県大町市にある田んぼを訪れました。

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見渡す限り、黄色に実った稲穂が絨毯のように広がる、北アルプスの麓。

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今日は稲刈りの日です。稲穂の成長具合と、お天気の様子のタイミングを見計らって、絶好の収穫日和となりました。この稲穂、食用でもお菓子用でもありません。実は、シャトレーゼで発売予定の、新酒に使用される酒米なのです。

白馬錦酒造では、お米を市場から買い付けず、農家さんから直接買い取る契約栽培米を使用しています。その理由は、農家さんと協力し合って白馬錦のためのお米を作ることができるから。始まりは田植え前の4、5月頃。酒造りに合う酒米を育てるために、県のお米研究者、農家さん、杜氏等で集まり、どのようなお米にしていくかを考えるところから始まります。そこで天候や気温の予測分析をもとに、この1年はどのような手入れをしていこうかを話し合います。

稲を確認している杜氏

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大切にしているポイントは3つ。雑味のないお酒にするために低たんぱくにすること、醸造専用の精米方法に耐えられるよう大粒で割れにくいようにすること、精米に耐えられる強さと溶けやすさを兼ね備えた外硬内軟であること。この3つを目指し育て、でき上がったお米は、毎年1等級品質を保っています。

コンバイン収穫の様子

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平らになるよう手で広げながらトラクターに入れます

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さて、稲刈りの後はいよいよお米が酒造に届きますが、この続きは次のレポートで。本格的な酒造りの始まりをご紹介していきます、お楽しみに!

お酒は20歳になってから。