もぎたて桃スイーツ発売!契約農家さんに聞く桃のおいしさの秘密
2021年7月16日
桃の旬がやってきました
「“もぎたて桃”を使ったスイーツ」と聞いただけで、もうワクワクしませんか?
生産量日本一の山梨県にあるシャトレーゼならではの桃スイーツを今年も発売します。
スイーツに使っている桃のおいしさをお伝えすべく、契約農家さんのひとつにお邪魔してきました。場所は山梨県山梨市、シャトレーゼのお菓子工場から約30分の近さにある契約農家さんで、東京ドーム約1個分の広大な敷地で、丁寧に桃を育てています。
おいしさに特化した農園を目指して
「桃をおいしくするには、とにかく太陽の光を当てること。だからあえて袋掛けはしないのです」。こう語るのは契約農家の手塚さん。農園を見回してみると、確かに桃には袋が掛かっていません。
一般的には、桃の実がまだ小さいころに袋掛けをし、収穫直前まで掛けておきます。袋を外した時に桃が太陽を浴び、一気に着色することで綺麗な見た目に仕上がるからです。そのため、贈答用の桃などは基本的に袋を掛けた状態で育てられています。
しかし、手塚さんはあえてそれをせず、生育段階でしっかりと太陽を浴びせています。太陽の光をたっぷり浴びた桃は、糖度が通常より1~1.5度上がり、より甘くおいしい桃に育つそう。手塚さんの農園では葉の量を調整し、太陽の光が自然に当たるような育て方で、味わい重視の桃作りをされていました。
おいしさのタイミングを見極める職人の指先
太陽の光を浴びて少しずつ大きくなる桃。日々の天候により成長度合いは微妙に変化するため、何月何日に収穫しよう、という計画は立てられません。どのように収穫のタイミングを見極めているのかというと「桃の産毛(うぶげ)」がポイントだと教えてくれました。
外敵から身を守るために立っていた産毛が、しっかり熟すと寝てくるそうで、これが桃からの「おいしく熟したから食べてほしい」という合図。桃の表面を指先で触れて、産毛の触感で熟度を判断し収穫。まさに職人のなせる技ですね。
もぎたてをそのままスイーツに
農家さんが最適なタイミングで収穫した桃は、フルーツを扱う農産部門のスタッフが直接農園へ足を運び、ほぼ毎日自分たちで工場まで運んでいます。一回で運ぶ量はなんと700kg。個数で言うと約2200玉にもなります。夏の暑い時期に、想像しただけでも大変な作業です。
また、農産部門のスタッフが農家さんのもとへ伺うのは収穫時だけでなく、日々の生育状況確認に訪問し、農家さんとのコミュニケーションを大切にしています。
契約農家さんの近くにお菓子工場があり、農場と工場が一体となってお菓子づくりを行う「ファームファクトリー」という仕組みがあるシャトレーゼ。だから新鮮なもぎたての桃を使い、お菓子づくりができるのです。
もぎたて桃スイーツ
写真左【フェア限定】山梨県産白桃プレミアムパフェ 本体価格550円(税込594円)
きめ細やかで甘みが凝縮されたもぎたての白桃を、色が変わらないように軽くシロップに漬けて飾り付けた贅沢なパフェ。自社製ロゼワインを使用したゼリーとラズベリーコンフィチュールの甘酸っぱさが、白桃のおいしさを引き立てます。 ※お子さまやアルコールに弱い方はご注意ください。
ももフェア限定商品のため、取扱店舗はホームページをご確認ください。
写真右 プレミアムズコット山梨県産白桃 本体価格550円(税込594円)
お店に並べる直前に桃を剥いてトッピングした「プレミアムズコット山梨県産白桃」。シャトレーゼ・ケーキマイスターが、手作業で丁寧に白桃を剥いてお店で仕上げるケーキです。ふんだんに飾られたもぎたての白桃と、ミルク風味豊かなホイップクリームの相性は抜群。みずみずしい桃のおいしさをスイーツで楽しむのはいかがでしょう。
※ケーキマイスターのいる店舗のみの取扱となります。
今回お伺いした手塚さんの他にも、桃を大切に、おいしく育てられている契約農家さんたちがいます。農家さんそれぞれのやり方で、思いを込めてつくられた桃。私たちシャトレーゼは、素材のおいしさをいかしてスイーツにしています。季節限定のおいしさをお楽しみください。