シャトレーゼ人気No.1アイス「チョコバッキー」失敗が気づかせてくれた新しいアイスの形
2020年6月15日
シャトレーゼでは、バー、コーン、モナカ、カップなど、様々なタイプのアイスをご用意しています。
人気ナンバーワンアイスはバータイプの「チョコバッキー」。
シャトレーゼファンの方なら食べていただいたことがあるかもしれません。
今回は「チョコバッキー」の秘密をご紹介します。
チョコバッキーってどんなアイス?
簡単にいうと、バニラアイスとチョコを組合せたアイスなのですが、その特徴といえば「食感」。
一口食べるごとに、
バキッ
パリッ
パキッ
ゴリッ
ゴロッ
と様々な食感に変化していきます。
なぜそんな食感なのかというと、チョコの入り方にポイントが。
3本並んでいるこのアイスはすべて「チョコバッキー」なのですが、半分くらいチョコで埋まっていたり、チョコがうねっていたり。同じ「チョコバッキー」なのに、見た目が1本ずつ違い、それぞれに個性があります。
このアイスと不均一に混ざり合うチョコが、食べ進めるごとに違った食感を与えてくれるのです。
でも、このアイスは開発当初にイメージしていたものとは違う、どちらかというと「失敗作」でした。
チョコバッキーは失敗作?
開発担当者が目指していたのは、パリパリとした均一なチョコの食感がするアイス。そんな理想のアイスを求め、試作を繰り返していました。
しかし、冷えて固まるチョコの性質やアイスをつくる機械に苦戦し、なかなかイメージしていたアイスにはなりません。
『どうしてもチョコが不均一になってしまう…』
『でも、おいしい』
『1口ずつ、1本ずつ、食感の違うアイスもおもしろいのでは?』
そんな声が挙がり、目指していたものとは少し違うアイスを発売することになりました。
当初描いていた理想のアイスとは少し違ったアイスになったものの、「お客様においしいアイスを届けたい」という創業からの強い想いが、柔軟な発想を支え、結果的に人気ナンバーワンアイスとなるまでに至ったのです。
ちなみに、発売当初は「パリッと巻きチョコバー」という名前で、みなさんにお届けしていました。
2018年3月、よりみなさんに親しみやすく、商品の特徴をわかりやすくお伝えできればという思いから「チョコバッキー」と名付けられました。
1本でもこんなに違うチョコバッキー
チョコが不均一に入ることで食感が変わるとご紹介していますが、どれだけ違うのか、「チョコバッキー」を解剖してみました。
薄いチョコがランダムに入っているところはパリパリ食感
チョコが塊で入っているところはゴロッと食感
チョコの食感だけではなく、バニラアイスのおいしさを堪能できるところも。
一口、また一口と、食べ進めるごとに違った食感に出会えます。
そして、別のチョコバッキーを食べる時には、また違った食感を楽しめるのです。
開発当初、どちらかといえば「失敗作」だったアイスですが、今ではシャトレーゼの人気ナンバーワンアイスになりました。
失敗作と呼ばれるものも、柔軟な発想に立ち、別の角度から見れば、失敗以外のものが見えることもあるのかもしれません。
チョコバッキー バニラ/チョコ
1本 各60円(税込64円)
同種6本入 各280円(税込302円)