注目のキーワード

お菓子ごとに炊き分ける「あんこ」菓子メーカーの常識を超えたあくなき探求

シャトレーゼでは、3月12日(金)〜31日(水)まで、どらやきからアイスまで自家炊き餡をたっぷり楽しめる「あんこフェア」を開催します。より魅惑のあんこワールドをご堪能いただくために、おいしさの秘密をお伝えしたいと思います。実は、シャトレーゼが手がけるあんこの種類はなんと約80種。「こしあん」「つぶあん」だけでなく、それぞれに最も適したあんこを追求し、商品によって炊き方や加える材料を変え、ひとつひとつ使い分けています。お菓子ごとのあんこの違い、みなさんはお気づきでしたか?

あんこ_画像

輸入の加糖餡では出せない最適な味を。「小豆から仕入れ、白州名水で自家炊き」

日本のスイーツとも言える「あんこ」ですが、皆さんはどのようにつくられるか知っていますか?

あんこは、小豆を大量の水で何度もさらし、高温の釜で長時間じっくりかき混ぜ続けなければなりません。「あんこ炊き職人は早死にする」なんて言葉があるほど、あんこ作りは大変な作業なのです。だからこそ、他企業では、実は小豆から製造するのではなく、あんことして完成されたもの(加糖餡)を海外から輸入することもあるそう。

ですが、シャトレーゼでは良質な北海道産小豆を仕入れ、白州名水を使い山梨の自社工場で炊きあげて「あんこ」づくりをしています。

こちらの記事で、その手間ひまかけたあんこ作りについて詳しく紹介しています。(商品情報は2019年のものです)

日本の甘党に伝えたい!魅惑のあんこワールド「こだわりすぎて気づけば80種」

これだけでも多くの量を生産するメーカーにとっては大変なことなのですが、さらにシャトレーゼでは、つくる商品に合わせて作り方や加える材料を変え、味やなめらかさを調整することで、お菓子ごとに最もおいしいあんこを生み出します。そうして増えていったあんこ約80種類は、さらなるおいしさを求めてリニューアルを繰り返し、おいしさを追求し続けています。

今回の記事では、つい他の人におすすめしたくなってしまうような「あんこの違いとおいしさをより一層感じられる商品」とその特徴を紹介します。

【おはぎ】小豆の存在感を感じる最高品質のあんこ

あんこを主役として楽しむのに最適なのは「おはぎ」。ボリュームいっぱいのあんこを口にほうばれば、ダイレクトにその風味が味わえます。そのため、おはぎには減農薬で育てられた北海道十勝産の最高品質の小豆からつくるあんこを使っています。

おいしいあんこを炊くには、使う釜が小さければ小さいほどよいとされます。なぜなら、小さい銅釜は熱伝導率が高いので、豆を潰すことなく炊くことができ、そのぶん風味を逃さずに仕上げることができるからです。ただし、釜が小さければ、当然一度につくれるあんこの量は少なくなるため、作業効率は悪くなります。また、銅釜での直火炊きは焦げ付きやすいため、職人がつきっきりで管理をしなければなりません。

全国に500以上の店舗のあるシャトレーゼにとっては、この炊き方でお届けし続けることはとても大変な選択ですが、それでも、あんこの味を守るため、小さな銅釜での直火炊きにこだわっています。直球勝負であんこを味わえる『十勝小豆おはぎ』は、お米の粒感をしっかりと残した生地と合わせ、甘さはやや控えめ。ボリュームたっぷりでもあっさりと食べられます。

同じおはぎでも、きなこをまとった『深煎りきなこおはぎ』では、使うあんこが変わります。きなこおはぎの主役はやはり香ばしいきなこ。そのきなことの相性を考えて、あんこは黒糖蜜入りのものを使いアクセントに。さらになめらかな食感できなことも調和します。

十勝小豆おはぎ_深入りきなこおはぎ_画像

十勝小豆おはぎ/【期間限定3/4~3/23】深煎りきなこおはぎ

同種2個入 本体価格 各 240円 (税込 259円)

【かりんとう饅頭&栗饅頭】「こしあん派」が喜ぶしっかりした甘み

1個97円(税込)という手頃な価格でひそかなファンも多いと言われる『かりんとう饅頭』は、「かりんとう」という名の通り、香ばしい黒糖生地の饅頭を米油で揚げることで、ザクっとした食感を実現しています。使われるあんこは、生地の存在感に負けないよう、しっかりとした甘さにしています。昨年リニューアルされ、細長い形に変わったことで食べやすくなり、よりザクザク感が楽しめると評判です。

打って変わって、やさしく華やかな甘みが味わえるのが『栗饅頭』です。北海道産大手亡豆の生餡に白双糖を入れて炊き上げた白餡と、じっくり煮詰めた栗の甘露煮を合わせています。しっとりとした生地の味わいと白餡のやさしい甘さ、刻み栗の風味と食感、3つののバランスが整った定番和菓子です。

かりんとう饅頭_栗饅頭_画像

かりんとう饅頭 栗饅頭詰合せ

8個入(各4個) 本体価格 760円 (税込 820円)

【和洋折衷スイーツ】乳製品とのハーモニーがおいしいあんこ

あんこといえば和菓子の象徴ですが、意外に洋風スイーツとも相性がいいもの。この3月に発売された『あんこミルクプリン』は、自家炊きのつぶあんを「ソース」と見立て、八ヶ岳高原のしぼりたて牛乳を使用したミルクプリンにたっぷりと乗せました。小豆がでしゃばりすぎないようバランスよく、さらにプリンと一体で味わえるようにやわらかくなめらかに仕上げたあんこ。ミルクプリンとあんこの組合せを楽しんでください。

あんこミルクプリン_画像

あんこミルクプリン

本体価格 120円 (税込 129円)

 

もうひとつ、あんこと乳製品の相性のよさを発見できる商品が、こちらも3月にリニューアルされたばかりの『純生クリームどらやき』。ミルクの風味豊かな北海道産純生クリームと合わせるため、あんこはしっとりとした食感に仕上げました。純生クリームとあんこの調和、さらにふわふわとした生地と相まって、口どけのよいどらやきに仕上がっています。

純生クリームどらやき_画像

純生クリームどらやき

本体価格 100円 (税込 108円)

【あずきのアイス】あんこのおいしさへの追求はアイスにも

気がつけばアイスのなかでも定番となったあずきのアイス。シャトレーゼではアイスも同じ工場内で製造しているため、あんこを炊いたあと、風味を損なうことなくすぐにアイスにできることも強みになっています。

あずきのおいしさをストレートに味わえる「十勝あずき」と北海道産練乳のコクとほっくりとした小豆のおいしさが調和した「ミルクあずき」、香り高い宇治抹茶と風味豊かな小豆を合わせた「宇治抹茶あずき」の3種類。

素材のおいしさをそのまま味わっていただくために、安定剤・乳化剤・着色料は使用していません。

和菓子アイス十勝あずき_ミルクあずき_宇治抹茶あずき_画像

和菓子アイス

十勝あずき/ミルクあずき/宇治抹茶あずき

1本  本体価格 各 70円 (税込 75円)

6本入  本体価格 各 340円 (税込 367円)

 

いかがでしたか?ここにご紹介したのは、シャトレーゼがつくる「あんこ」をつかった商品のほんの一部。私たちは、ひとつひとつの商品のおいしさに深く向き合うからこそ、多種多様な「お菓子ごとにおいしさを追求したあんこ」を、手間を惜しまず作り出しています。他にもまだまだ多様な商品がありますので、店頭オンラインショップで覗いてみてください。