「大塚にんじん」をスムージーに。農家さんを訪れました
2020年11月25日
ブランド野菜の大塚にんじんをスムージーに
スムージーに使用している大塚にんじん。(季節により産地が変わる場合があります)
大塚にんじんとは、シャトレーゼのお菓子工場近隣にある大塚地区で栽培されるブランドにんじんですが、ご存じない方も多いと思いますので、まずはどのようなにんじんなのかご紹介します。
見てください。これが大塚にんじんの全貌です。
ご覧の通り、とても長いです。なぜこのように長く育つかというと、この大塚地区特有の「のっぷい」と呼ばれる土壌が深く関わっています。
のっぷいとは?
数千年前に噴火した八ヶ岳の火山灰が1〜2メートルほど積もってできた土壌で、ふかふかで空気を多く含んでいるのが特徴。リン酸などのミネラルを多く含み、水はけが良く保水力もあることから、にんじんが深く長く伸びるのに欠かせない土壌だそうです。
気になるは「のっぷい」と呼ばれる名前。方言という説や火山灰によって辺りがのっぺらぼうになった説など、諸説あるそうです。
栄養価も高く、そのまま食べてもおいしい大塚にんじん。
渋みがなく独特の甘さがある大塚にんじん。収穫期を迎えるころには80センチにもなり、大きいものでは120センチまで成長します。通常のにんじんと比べ栄養価が高く、βカロテンは約1.5倍、カリウムは約1.4倍、ビタミンB2は約3倍、食物繊維は約3.4倍*。スムージーには、大塚にんじんをまるごとすりつぶしたストレート汁が入っていますので、余すことなくその栄養分とおいしさが味わえるはずです。
*日本食品標準成分表との比較(社)日本食品衛生協会調べ
大塚にんじんを栽培する塩島さん。除草剤は使わず、雑草を手で一つ一つ取っているほど愛情いっぱいで育てています。
10月下旬に訪れたときのにんじんの生育状況。これから、まだまだ長く育つそうです。